12月17日 12月例会

参加者28名
会場 アクアベール 


1.開会の挨拶 釧路日中友好協会会長 中村圭佐

本年12月3日 台湾の寺が釧路市に分院を設けまして釧路日中友好協会として協力させていただきました。
 済公という、財神、お酒の神でありまして、昨今
 アジアの北のゲートウェイとして急速に発展途上にある釧路にふさわしい神様が鎮座されたわけであります。
 釧路の将来ビジョンについては、まさにかつての東北海道の流通拠点から、アジアの国際貿易拠点へと大きく飛躍する年が本年であったと思います。
 今年は中国江蘇省から中日友好協会として政府要人が釧路を視察されて帰国したほか、日台協会による釧路と台湾との関係強化など、釧路経済の国際化を象徴するような動きと同時に、釧路の経済状況は今まさに建設ラッシュとなって表面化しております。
 5年後釧路は、東北海道最大の都会として過去にないほど大きく大都会らしく飛躍発展するものと思います。
 今年は北京の子供たちを釧路にきていただいて、アイスホッケーによる交流試合を企画しましたが、釧路への移動方法に大きな課題がありまして、事業を断念したわけであります。
 釧路は今まさに急速に発展途上にあり、釧路便の定員の制限、宿泊先の少なさなど、いずれもキャパシティが小さくそれが原因で経済成長に制限が生じているという状況にあります。
 釧路~羽田便の定員増、釧路市街地へのホテルの新規誘致はまさに釧路経済発展のための課題であると思っています。

2.北海道議会議員 小畑やすのり

 ここ数年の釧路経済の発展成長がいよいよ市民でも感じられるほどに釧路市内あちこちで建設ラッシュであります。
 釧路経済に大きく影響する酪農も、TPP対策として畜舎の新築、断熱化工事が急増し、釧路市だけではなく郊外の大酪農地帯もいまや大変な建設ラッシュにあります。
 建設業界は、いままさに「釧路バブル」と呼ばれるような活況下にあります。
 さらに釧路港がアジアのゲートウェイとして国際貿易拠点として飛躍的に発展する環境になりつつあります。さらに
北極海航路におけるアジアの玄関としての機能。
 この過去にないほどの大きな発展機会にある釧路をさらに大きく発展させる為に、私は釧路の実情を正確に北海道庁に伝え、釧路経済、さらに北海道経済を伸ばしていくことが私の役割だと思っています。

3.北海道議会議員 かさい龍司

 日頃より日中両国の友好親善に様々なシーンでご尽力されていることに敬意を表します。
 日中戦後70年という大きな節目を迎え、未来志向での両国の関係が一層必要であると考えています。
 そのうえで釧路日中友好協会の交流事業がとても活発であり、おおいに期待できるものと考えています。

4.本年度訪中団報告 田 野

 私は釧路日中友好協会会員になって2年目であります。そして中国人であります。
 このたび釧路市民の代表として、中国総領事館の招待で敦煌に行ってまいりました。
 私は中国の大学を卒業直後は、青海省で働きました。
 当時の様子と現在の様子は全く違うわけです。
 内陸の隅だった青海省が、国際鉄道の開通によって、一大物流拠点、一大製造拠点として大発展したわけです。
 その状況をみて、私はますます確信したわけです。
 釧路は大発展するなと。
 ただ釧路では、あらゆる点で遅れてるわけです。外国人観光客が年間15万人もくるのに決済できる店が非常に少ない。これでは欲しいものも釧路で買えないわけです。
 釧路地域は決済手段の近代化が求められます。
 さらに釧路のよさが全然国内にも世界にも知られていない。
 釧路市は住んでよし訪れてよしの街なのに、情報を発信しなければまずもって訪れることもないわけです。
 そういう意味で釧路は自分の街の価値に気が付かない。とくに行政にそのような姿勢を感じがっかりさせられます。
 この都市は放っておいても今後急速に発展するでしょう。しかししっかり行政が、市民が それぞれ主導権をもって発展させないと、素晴らしい大都市にはならないと思っています。
 もはや釧路の発展成長は既定の事実であります。
 釧路に住む我々が暮らしてよかったと思える大都市に発展させていきましょう。

5.乾杯 釧路日中友好協会副会長 大西雅之
 
 中国は国策として中国国内の温泉開発を推進しています。
これは中国国内の観光振興策、環境汚染に苦しむ国民の健康促進を目的が背景にあります。このことが背景としてあり日本への団体旅行規制が行われています。
 そのような背景下、欧州の世界温泉健康養生協会のフォーラムが今年はじめて中国明月山で開催されました。
 そして阿寒湖温泉が世界最優秀温泉賞を受賞しました。(2017.10.06 各紙報道済)
 さらに大変ありがたいことに、世界の10大リゾートに阿寒がアジアで選ばれ、私が経営する鶴雅が「国際優秀目的地賞」を受賞しました。
 中国にも日本とは異なる独自の温泉文化があります。
 日本人が想像するスパがそれに近いものでありますが、心静かに温泉に浸かる日本の温泉文化に尊敬と注目する中国の姿勢には感激しました。
 今回、私は、知り合う事の素晴らしさ、交流の必要性を感じました。
 釧路の素晴らしさ、美しさ、住みやすさはまさに充分に国際競争力があります。
 この素晴らしい環境を活かし、釧路をますます発展させていきたいと思っています。



6. 懇親会

7. 閉会の挨拶 釧路日中友好協会理事 鈴木豊治

 私は当協会発足時からのメンバーであります。
 釧路青年会議所による自発的な民間協会設立がどのようになっていくのか?正直ずっと関心がありました。
 今日は、若手経済人が多く集まり、私は確信したわけです。
 釧路経済は今後飛躍的に伸びるなと。
 私の役割は、あなた方若者のサポートをすることだと思っています。
 あなた方の想い行動をかたちにするサポートをすることが、釧路の発展成長に大きく寄与するからです。
 釧路地域は長い長い不況と停滞のトンネルにありました。しかしいまや明確に釧路の経済は伸び釧路の未来は明かるいのであります。
 会員皆様と釧路の今後ますますの発展を期待して、ここで三本締めで終了させていただきます。

 


 


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