11月7日 「釧路食糧基地構想」視察研修会参加

食料備蓄基地構想とは?

平成23 年3月11 日に発生した東日本大震災を契機に、今後、高い確率で想定される首都直下地震等の大災害に対する「事前の備え」の重要性が国民の間に広く認識されるとともに、グローバル化の進展に伴い、海外で発生した大災害等が我が国の国民生活や経済活動に大きな影響をもたらすことを想定した対策も必要となっています。
こうした観点から、道では、今後の大災害等におけるリスクを可能な限り低減し、持続可能な社会を構築していくために必要な我が国全体のバックアップ体制のあり方を提起するとともに、広大な土地や冷涼な気候、高い食料供給力、富な水や多様な再生可能エネルギー資源といった地域特性や優位性を活かし、本道がバックアップ拠点としての役割を果たしていくための方向性を示す「北海道バックアップ拠点構想」を策定したところですが、この構想の中では、本道が担うバックアップ機能の一つとして「食料の安定供給」が掲げられています。
北海道食料備蓄基地構想は、我が国の食料事情と世界の食料を取り巻く情勢を踏まえるとともに、バックアップ拠点構想の中で位置付けられた「食料の安定供給」の推進に向け、高い食料供給力と冷涼な気候といった優位性を活かし、北海道らしいバックアップ体制のあり方やその整備に必要な施策の方向性について提示するものです。
(上記 『力強い食料生産地域、北海道の確立をめざして』北海道庁の資料より)

北海道を代表する国際貿易拠点の釧路港を利用して、釧路市を東北海道の農作物、水産物の一大供給拠点基地に発展させることが目的となっている。

視察個所

1.釧路クーラーステーション ホクレンの施設 
   施設概要 敷地面積 29,784平米 
   生乳処理能力 1日 450トン

 日本国内の販売乳量構成比 54.4%が北海道。そのうち34.8%を占めるのが釧路、根室地域。年間130万トンと国内最大の生産地。

2.道東飼料株式会社 雪印種苗・日本農産工業・三菱商事JV
   施設概要 配合飼料 代用乳の生産 敷地面積 33,454平米
   飼料月産 40,000トン 代用乳月産 400トン
   社員 74名
   24時間生産体制
          
当協会参加者
   上見国敏 釧路日中友好協会事務局長
   伊東博之 阪和興業株式会社(東証一部)北海道支店長兼釧路事務所長

今回の視察研修主催 釧路食料基地構想協議会

釧路食料基地構想協議会について
 会長 栗林定正(釧路港湾振興会会長)
 幹事長 増田憲彦(三ッ輪運輸㈱)
 事務局 釧路商工会議所

釧路貿易振興会について
 会長 佐々木勉(太平洋石炭販売輸送㈱代表取締役)
 事務局 釧路商工会議所


 
 

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