6月6日 COSCO SHIPPING Lines(JAPAN) 譚兵 代表取締役社長 講演内容



尊敬する宋耀明公使、王家会長、鞠文永代表、釧路市の役所の皆さま、北海道日中友好協会、釧路日中友好協会、釧路北極海航路研究会の皆様こんにちは。

 

今日 私は初めて釧路に来ました。皆さまとお会いして共にビジネスができ大変光栄なことだと思っています。空港からいろいろなところをまわり釧路港と釧路市街はとても綺麗で活力のあるところだという感想を持ちました。そして釧路港は開港以来120年を経ていることに感慨深いものを感じました。

 

 

  さきほど宋公使と王会長のスピーチ、釧路公立大学学生による「世界の中の釧路」というプレゼンは勉強になりました。

今回の釧路講演会のポスターのタイトル『北の釧路 南のシンガポール』(釜山港に代わるアジアの玄関口として、釧路の発展が日本の未来を明るくします。)と書いてあるのを見まして私は衝撃を受け同時にとても嬉しくなりました。といいますのも、釧路の野望と積極的な姿勢に感服したわけです。

例えばシンガポールは上海の次、世界ランキング第二位の港で、去年コンテナの取扱3,360万TEUでした。釜山は世界ランキング第五位の港で去年のコンテナ取扱は2,140万TEUでした。日本一の東京港で昨年の世界ランキングは28位でコンテナ取扱は505万TEUです。

私は釧路の発展途上中に参入できる機会を得られたことにすごく光栄で嬉しく思っています。

あらゆる可能性とさまざまな企業諸機関との相互補完によって日本における中遠海運(以下「COSCO」とする)の発展を更に推進できるからです。

 

それではCOSCOと中遠海運日本株式会社(以下「COSCO日本」とする)のご紹介をさせていただきます。

旧中遠集団と旧中海集団の組織改編を行い、20162月に世界一の運送力をもつ総合海上運送企業としてCOSCOグループが誕生しました。

当グループ企業の運営規模とドライバルク、タンカー、貨物船で世界第1位、世界最大のコンテナ港運営会社、世界最大の船員管理会社です。

コンテナの運送規模は189TEU[1]で世界4位。今年OOCL社の買収が成功すると運送規模は290TEUとなり世界3位の企業規模です。これでトップ企業として安定した経営環境になります。

COSCOグループの目標は「世界最大の総合運送サービスグループを実現する」ということです。このために船舶、運送、金融、装備製造、運送サービス、統括部門と傘下企業を増加させ、インターネットサービスを行う企業まで含めて61の企業グループを構成しています。

COSCOグループは『フォーブス誌[2]』(2017年)が発表した「世界で信頼されている2,000社」中104位をなしこの2,000社の中の唯一の運送会社であります。

私はCOSCO日本の社長として経営戦略と日本法人の管理を担当しています。COSCO日本はCOSCOグループの100%子会社になります。

 

  1964年旧COSCOの“燎原”号が商船として初めて日本の港に入港して以来半世紀、当社は着実に日本での業務規模を拡大しています。

現在、日本の港で週33便の海上輸送、週1TEU超えの運送規模であり、日本との定期航路は7港、昨年の取扱量は100万TEUとなっています。

当社は日本国内での業務は埠頭経営、船舶代理業、貨物船、タンカー、バンカーオイル、一般貨物輸送、船舶備品販売の業務を行っています。

当社は日本の外資船舶会社の中で運送範囲、業務領域で最大かつユーザの皆様に高い信頼をいただいています。

過去二年以来、当社は釧路を含め北海道地区の業務が伸びています。

2017COSCO社の貨物船、タンカー合わせて22隻、27回北海道の港湾と運航しました。これは2016年のデータから40%プラスです。

今年の第一4半期は昨年よりもさらに増加しています。COSCO社の”天楽”号はドイツBrake港から出港し25日かけて「氷上のシルクロード(北極海航路)」を航行し昨年923日釧路港へ到着しました。釧路港で6,000トン飼料を下ろしました。これは北極海航路によるバルク貨物船としては日本初の実績であります。

このようなことが実現できたのも皆さまのご支援のおかげであり、私はCOSCOグループとCOSCO日本の社長として釧路市役所と釧路経済人、当社のお客様とご協力いただける皆様に感謝の意を述べさせていただきます。

 

  私が日本に赴任して二年、日本国内のさまざま港を周り当社代理店、取引会社と協力し新たな航路開設、新たな市場開拓に邁進して参りました。

私は来日以前 欧州赴任期間が長く、日本は欧州市場とは異なるという感想を持ちます。皆様の協力なくして当社の事業拡大はありません。宜しくご協力願います。

 

将来を予想すると経済、貿易、運送市場はさまざまな不安要因がありますが、それよりもチャンスを活かすという事が大事です。

中国が提案する「一一路」の建設は早い速度で進行します。

 習近平主席は今年4月「ボアオ・アジア・フォーラム[3]BEA)」で、「中国の国策は長期で開放を拡大し、本国の輸入も中日友好条約40周年を期に中日関係を改善する方向へ進める。」と発表しました。これは当社に非常にいいチャンスを与えています。

具体的に言いますと、釧路は農業、乳業、漁業、紙パルプ産業、製薬業、製糖産業と自動車部品製造業[4]もあり、しかも石油と天然ガスの基地を保有し、さらに太平洋航路と北極海航路上の完璧なロケーションにあります。以上の強みをもって釧路は必ずや大発展するでしょう。

今年の計画でCOSCO社は6月から10月までの間に去年より数倍の貨物船を北極海航路に運行させます。これによって釧路に大きなチャンスが到来するでしょう。

ぜひ釧路の皆様と協力して更なる貿易の拡大を実現させたく希望します。

 

今年は多くの船が釧路港で貨物輸送を担い入港できるように期待しています。そこで日本国内の他の港との連携を活かし今回の釧路港の利用計画を成功させたく思っています。私は共同発展のために目標を実践します。

 

私の発言はここで終わります。

釧路港の将来ビジョン等は専門家に依頼しつつ、宋公使と王会長の言葉に触発され、ここで個人的な感想を述べさせていただきます。

   

世界の大きな港が発展成長する理由は、壮大な目標をまずは政府の政策で推進すること。そして安定した政治体制と地理的有利性、迅速な開発だと思っています。この会場にいる皆さまはその辺の事情はよく解っているからこれ以上は述べません。

  

私が強調したいことを以下に述べさせてもらいます。

 

その一 運送産業の新体制を作る。

  これは2016年「国際海運会議所(ICS)」で業界の意見をもとにCOSCOが提出した考えです。

新たな運送体制は、埠頭運営会社、運送業者、鉄道事業者、航空企業も含めて資本、業務、資源の連携で共に新規事業の挑戦と利益を求めるという点にあります。

業界の体質が変わりもはやお互いに競争して、利益を得る時代ではありません。

釧路港も産業連携を推進し開発していきましょう。

 

その二、提携と健全な航路連携の上で自身の発展がある。

世界航路の中で唯一まだ連携がなされていないのは北東アジア地域です。

例えば、日露航路、中日露航路、日露韓航路はいまだありません。

欧州カリブ海地域は国を超えて運送会社の航路システムが確立しています。いっぽう北東アジア地域において、日本、韓国、ロシアの三カ国間の経済貿易関係があるにもかかわらず定期海上航路がありません。

これは北東アジアの盲点であり、私どもにチャンスをもたらしています。

日韓航路について私は異論をもっています。というのもこの地域の航路は韓国の船運送会社が独占しています。

私が友人と会話しながらこの原因に気がつきました。韓国KNFC協会が日韓の運送権を持っているからであります。

表面的にすごくいい連携ができてるような環境ですが、本来の意味で健全な協力関係にあるとはいえない感想をもっています。現在、北東アジアの物流貨物は全て韓国の港湾が独占しています。

元来日本は昔からこういう港湾ネットワークの連携関係を築いていたので、日本が強いはずで、経済貿易で世界有数の強国でしたが、いまだに日韓航路という理不尽な状態を放置しているのは理解できません。

釧路港から北東アジアの航路ネットワークを構築し日本人自ら利益を得て発展するべきものと提案します。

 

その三、積極的な「一一路」建設を推進

「一一路」政策は日本企業にメリットをもたらしています。

現実的に日本企業は知らず知らずのうちに既に「一一路」に加わっています。例えば北極海航路(氷上のシルクロード)によってすでに釧路には現実的な利益をもたらしました。

推測ですが2030年北極海航路は年間3ヶ月間から年間6ヶ月間の運行期間になるでしょう。アジアとヨーロッパとの貿易量の4分の1がこの航路を利用することになります。

北極海航路は運送業者に変革をもたらし、全世界に巨大な影響を与えました。

釧路港について言及すると、北は「氷上のシルクロード」、西は中国経由で「陸上のシルクロード」で中央アジアとヨーロッパまで繋がります。南は中国華南から東南アジアに至って、「海上のシルクロード」でインド洋、アフリカ、紅海、地中海、北西ヨーロッパまで繋がります。

「一一路」の実現によって物資の流通、利用する顧客と我々を通じて必ずや釧路港に富をもたらします

 

その四、チャンスを掴み発展しよう

前に言及しましたが「一一路」の建設、経済のグローバリゼーション、日中関係の改善と中国の拡大する輸入、拡大する開放政策、これらが重なりこれは希少なチャンスであります。皆と共にチャンスを掴み発展させましょう。

 

美しき阿寒湖、優良なる十勝の牧場、これらは素晴らしい観光資源であります。もっと印象的な宣伝が行われたらさらに多くのクルーズ船もやってくるでしょう。

 

その五、以上に関するサービスシステムの構築

釧路港のハブ化にあたって、当面の課題は港と船運業者との連携であります。例えば、船の燃料補給、船の修理、海事サービスといったものです。

ご存知のようにマルポール条約[5]によって船の燃料補給は2020年から規制されます。この条約施行によって利用できる燃料と燃料補給は根本的に変わります。釧路がこの面で対応をすることで港湾の発展は加速的に進展するでしょう。

 

中国では”意志あるところに、道を開ける”という諺があります。

 

釧路の今後の発展が加速して推進されることを希望しています。

 

ありがとうございました

 

 





[1] コンテナの単位 20フィートコンテナ1本を1TEUと表示する。


[2]アメリカニューヨークに拠点をもつ 世界的な経済誌


[3] 2001年設立。世界26各国加盟の中国に本拠地をおく国際NGOによる会議。


[4] 国際的な視点で港湾の影響下の及ぶヒンターランドを意味する広域が含まれる。帯広都市圏、北見網走都市圏は、釧路港のヒンターランドに含まれる。


[5] 船舶の航行や事故による海洋汚染を防止することを目的として、規制物質の投棄・排出の禁止、通報義務、その手続き等について規定するための国際条約とその議定書。

(翻訳 羅永興 上見国敏)

 


尊敬的宋耀明公使、王家驯会长、鞠文永首代

尊敬的钏路市政府官员和来自北海道日中友好协会、钏路日中友好协会、钏路北极海航路研究会的朋友们,
尊敬的各位来宾,女士们、先生们,大家下午好!

      非常荣幸也非常感谢主办方给我这个机会跟大家进行交流,共商发展之路!今天是我第一次来钏路,从机场到现在,一路上所见所闻,我感到这是一个美丽的城市、优良的港口、热情的土地。我对钏路港自开港至今近120年来取得的成就,感到钦佩!


      刚才宋公使、王会长和主持人的讲话,使我受益良多。实际上,当我上周看到本次会议的宣传画页上写到“当今 世界,北有钏路,南有新加坡”,“钏路也可成为亚洲门户,取代釜山港称为亚洲门户”,我深感震动,也萌生喜悦。


   我震动得是,钏路港的雄心壮志,乐观进取的精神。要知道,新加坡是排名上海之后、世界第二大国际枢纽大港,去年集装箱吞吐量达3360 多万TEU(标准箱),釜山是世界第五大港口,去年吞吐量是2140TEU(标准箱),而作为日本第一集装箱大港的东京港,去年世界排名第28位,吞吐量为505TEU;我喜悦的是,我们有机会参与到钏路港的发展进程当中,通过切实可行、互利共赢的合作,实现中远海运业务在日本的进一步发展。


        现在,请允许我简要介绍一下中远海运集团和中远海运日本公司。经过将原中远集团和原中海集团进行改革重组,世界上运力最大的综合航运企业--新的中国远洋海运集团于20162月份诞生了。新集团在总运力规模、干散货、油轮、杂货特种船运力均排名世界第一,同时还是全球最大的集装箱码头运营商、全球最大的船员管理公司。另外,集装箱船队运力规模为189TEU(标准箱),居世界第四,如今年能够完成对东方海外OOCL的要约收购,运力规模将达到290TEU/标准箱,将跻身世界第三,稳居第一梯队。中远海运集团的发展愿景是,打造“全球领先的综合性物流供应链服务集团”,围绕着这个目标,形成了航运、物流、航运金融、装备制造、航运服务、社会化以及“互联网+相关业务”的“6+1”产业集群结构。中远海运集团在2017年《福布斯》发布的全球最受信赖公司2000强中,排名第104位,而且是全球唯一上榜的航运企业!

      我本人任职的中远海运日本株式会社,是中远海运集团的直属全资子公司,负责集团战略发展规划在日本的实施和

在日本的业务经营与管理。1964年,原中远公司COSCO的“燎原”号货轮首次挂靠日本港口,由此至今的半个世纪以来,我们在日本的业务在调整中发展、规模稳步扩大。目前我们挂靠日本港口的集装箱周班航线已有33条,每周投入超过1TEU的运力,挂靠日本7个港口,去年在日本港口的吞吐量接近100TEU。除此之外,我们还在日本广泛涉足码头经营、船舶代理、延伸服务、散货件杂货和油品运输,以及船舶燃料供应、物流、船舶备件和物料供应等多项业务。可以说,在日本所有的外资船公司中,我们的航线覆盖面最广,业务领域最齐全,特色服务产品最多,深受广大客户的信赖和好评。

      近两年来,我们在包括钏路在内的北海道地区的业务,也有了可喜的增长和突破。2017年,中远海运的干散货船、杂货特种船、油轮等共有22艘船舶、27次挂靠北海道港口,较2016年增长40%以上,今年前4个月同比去年,又有了进一步增长。特别是,中远海运的“天乐”轮,从德国Brake 港出发,经过25天的“冰上丝绸之路”北极航线航行,于去年923日顺利抵达钏路港,卸下6000吨货物,成为经北极航线将散杂货物运至日本的第一船,实现了突破。

 

      我们在经营业务上的发展、取得的成绩,离不开各方面的大力支持,借此机会,我代表中远海运集团和中远海运日本公司向钏路市政府、钏路港航各界、我们的客户、合作伙伴,以及关心支持我们的朋友,表示衷心感谢!

 

      在来到日本的两年里,我走访了日本多个港口,向我们在港口的分代理、客户、合作伙伴了解和学习当地特点,努力去寻找业务拓展的空间和潜在的商机。在这期间,既有新航线和新市场开辟成功的喜悦,也有一些困惑,与我长期在欧洲工作时遇到的情况和感觉不一样。这些,还需要各方面在今后给予我们帮助、支持,以使我们的业务能够取得更快的发展。


 

        对未来,宏观上看,尽管在经济、贸易、航运市场等方面还存在一些不确定性,但更充满机遇。中国倡议的“一带一路”建设正在展示勃勃生机、快速向前发展;中国习近平主席在今年4月份博鳌亚州论坛上提出的、中国将进一步扩大开放的长期国策,以及中国加大进口的政策;在中日和平友好条约缔约40周年之际,中日关系走上改善发展的进程;等等,使我们有了一个良好的大环境。具体对我们而言,在钏路这块富饶且充满活力的土地上,孕育了优质的农业、乳业、渔业、造纸、制药、制糖和汽车配件制造业等产业,是石油和天然气储备基地,拥有优良的港口设施,处于“亚洲/北美”太平洋航线和北极航线的有利地理位置,钏路港应该也一定能够取得良好的发展。今年,根据计划,中远海运将在6-10月份夏季窗口期,安排数倍于去年的、更多的件杂货船舶通过北极航线运行,这给钏路港带来了机会,请钏路港帮助我们积极联系日本客户,揽取更多的钏路进、出口货源,共同做好货源组织和客户服务。
 
   希望 今年有更多的船舶挂靠钏路港、更多的货物在钏路港装卸。同时,我们也希望借鉴我们与日本其他港口的成功合作经验及合作模式,通过真诚务实的合作,实现共同发展的目标。

    我的发言本应该到此结束。关于钏路港提出的宏伟目标及实现目标的路线图,相信政府、钏路港和业界的专家学者已经做了深入的调查、研究,我本不应多言,但出于主办方的意愿,受到宋公使和王会长的鼓励,我在此冒昧的提几点我个人浮浅的看法和建议,跟大家一起探讨交流,不妥之处,请大家多包涵。


    纵观世界上大港口的发展壮大之路,都可以找到普遍存在的、类同的要素,如目标的远大、政府和政策的支持、稳定的政治和社会环境、当地或周边雄厚货源基础、有利的地理位置、良好的港口设施和条件,等等。同时,各港口还将自己特有的环境、资源等转化为自己的优势,助力更好更快的发展。对于这些基本要素的梳理,对于制定战略目标和战略发展规划的理论和方法论,在座的都是专家,我就不展开赘述了。


  我想强调的有如下几点:

第一,打造航运产业链新生态、新格局。

      这是在2016年国际海运年会上,中远海运率先提出的理念,得到了业界的赞同。新的航运产业链生态圈,既涵盖航运企业、码头运营商,也包括物流服务提供商、铁路经营者、航空企业等现代供应链各方面的利益相关者。新生态的成员之间,通过资本、业务、资源共享等纽带关联在一起,共同应对风险、挑战,共享利益成果。新生态彻底改变了独自为战、相互竞争、利益独享的旧生态。建议钏路港也要尽力投入到上下游的产业中来,比如,将客户视作产业链

共同的客户,帮助我们共同开发。

第二,会同、支持航运企业中,在完善班轮航线网络的同时,  

获得自身发展

      在世界各区域的班轮航线版图中,目前唯有东北亚地区还没有连线成网。如日本/俄罗斯(远东地区)航线、中日俄航线、日俄韩航线,基本是空白。为何现在连加勒比海地区都已经有多家航运公司实现了班轮航线区域网络化,而东北亚地区这么大的一个地理范畴,日、韩、俄三国间广袤的土地和海洋,有这么强大的经济贸易体支撑,却没有船公司在运营!这是我们的局限,也更是我们的机遇。

    日韩航线也不正常,为什么现在该航线上只有韩国的船公司在经营。和朋友私下交流,原因在于韩国的KNFC协会牢牢掌控了韩日间的运输权。目前的情况是,一张好好的运输网生生的被变成了单一的运输线,形不成网络化运营,经年往复,东北亚的货物被全部集并到了韩国港口。按理说,日本的行会实力应该是世界上最为强大的,日本历来注重经贸,在海外都是以商社为先锋、身后依靠财阀的支持,

无论是金融还是经贸,在世界上都是以强者的姿态出现,但为何在日韩航线默认这种不合理的现状?希望钏路港与航运企业一起,推动区域航线网络的建设,并藉此获得自身发展。

第三,积极融入到“一带一路”建设中来
   
    我坚定认为,开放、互利共赢的“一带一路”会给日本的企业带来好处。实际上,日本的很多企业已经自觉不自觉的参与到“一带一路”的建设之中,冰上丝绸之路取得的突破进展,已经给钏路港带来了实实在在的好处。据预测,到2030年,北极航道的通航期预计将由目前的3个月左右扩展到半年左右,亚洲和欧洲之间总贸易量的四分之一将通过北极东北航道运输,这将不仅仅改变物流航运业,且将深刻影响世界经济版图。对钏路港来说,仅就货物运输而言,向北,通过冰上丝绸之路与欧洲相连;向西,经过中国,以海铁联运的方式,通过陆上丝绸之路与中亚、欧洲相通;向南,与中国华南或东南亚交汇,并由此通过海上丝绸之路与印度洋、非洲、红海、地中海、西北欧联通。融入到“一带一路”建设中,货流的路通了,客户和我们港航业的心通了,钏路港一定会从中收益。

第四,抓住机遇,寻求发展

    前面已经提到过了,“一带一路”建设,经济全球化,中日关系的改善,中国扩大开放、扩大进口的政策和举措,等等,是难得的机遇,让我们一起共同努力,抢抓机遇,推动各自业务的发展。

    美丽的阿寒湖,优良的十胜牧场,背靠优质的北海道旅游资源,如果能包装以更多的人文色彩,吸引更多的游客,必然会触动邮轮领域的关注。

第五,相关配套服务的建立

   作为大港口,还应建立并逐步完善与港、航产业配套的服务行业, 如船舶燃料供给、船舶应急修理、海事服务等等。关于船舶燃料供给,众所周知,2020年,将在全球范围实行船舶硫排放限制。此举将对各类船舶使用的燃料以及燃料的供给带来根本性的改变。钏路港如果在此方面能够抢得先机,将对港口的发展,起到重要的推动作用。

 
中国有句古语,“有志者事竟成”。我祝愿钏路港今后取得快速发展,祝愿钏路港的宏伟目标早日实现!

 
  谢谢!


 

 
6月6.7日 中国要人来釧

釧路日中友好協会、釧路企業誘致アテンド協会 共催の講演「いまや世界は『北の釧路 南のシンガポール』」にあわせて下記の方々が来釧(らいせん)されました。

来釧者名

  宋耀明 中国大使館商務公使
 王家馴 在日中国企業協会会長
      鞠文永 中国国際貿易促進委員会駐日本代表処主席代表
  譚 兵 コスコシッピングラインズジャパン㈱代表取締役社長
  全思斌  中国南方航空日本支社 社長
  関 旭  行社日本株式会社代表取締役社長
  孙  璐  人民網日本株式会社代表取締役社長(人民中国社)
  辛赤邑  在日中国企業協会法律諮詢知識産権保護委員会副主任
      張語秋 中国大使館職員

6月6日 行程
 釧路空港着
 10:30 釧路市役所本庁舎表敬訪問
 11:00 釧路市生涯学習センターから釧路港を俯瞰
 12:00 釧路日中友好協会主催 昼食会(釧路プリンスホテル)
 14:00 講演「いまや世界は『北の釧路 南のシンガポール』」(釧路プリンスホテル)

6月7日 行程
 15:00 釧路総合振興局表敬訪問 えぞ鹿について説明を受ける。
 釧路空港発




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