10月23日 全日本中国スピーチコンテスト北海道大会 釧路公立大生敗因を語る。
10月23日札幌にて開催された「全日本中国スピーチコンテスト北海道大会」(主催~北海道日中友好協会 共催~公益社団法人北海道国際交流・協力総合センター、公益財団法人札幌国際プラザ、札幌日中友好協会、札幌姉妹都市協会 後援~北海道 札幌市 中華人民共和国駐札幌総領事館 札幌大学孔子学院 札幌商工会議所 北海道華僑華人連合会 北海道新聞 北海道中国会) に、釧路地区からはじめて出場したのが、釧路公立大学経済学部経済学科1年 馬場真希さんです。
釧路日中友好協会では、気力のある学生を支援するために、交通費を補助して出場を支援しました。
残念ながら賞をとれませんでしたが、ご本人から感想文が寄せられましたのでご紹介させていただきます。

以下 ご本人の承諾を得ての感想文になります。

○感想
 私は、今回のスピーチコンテストを機会に初めて中国語を学びました。参加した動機は、コンテストに向けて練習することで中国語の勉強になるのではないかと考えたからです。しかし、中国語の発音は難しく、最後まで正しい発音を習得することはできませんでした。さらに、私は準備が遅かったため原稿を覚えることだけで精一杯でした。発表当日は流れるように話すことだけを意識し、発音はほとんど意識していませんでした。講評後、個人的に審査員の方に敗因を聞きに行きました。そこで言われたことは、まず発音が出来ていないということでした。yuという発音が出来ていなかったのです。そこで初めて発音の大切さを実感しました。そして、賞を取れなかったことに納得しました。私以外の参加者は、全員が流暢に話すことよりも、発音をとても重要視していて、一文字一文字ゆっくりと話していました。私は賞を取れなかったことがとても悔しいですが、一番に発音の練習をあまりせず、甘い考えで大会に挑んでいた自分自身に腹が立ちました。
 今回コンテストに参加し学んだことは、「自分の自信を持てないことは、楽観的な考えで挑むべきではない」ということです。例えば、今回のように中国語を一度も勉強をしたことがないのに、難易度の高いスピーチコンテストに参加するということです。確実に賞を取れると言い切れませんでした。周りから評価が高い人は、絶対に勝てる、賞を取れると言い切れるものに対してのみ挑んでいるからこそ、実際に良い結果を出せていると考えます。自信を持てないことばかりに参加していては、悪い結果ばかりで自分のアピールできることも増えません。そんな当たり前のことに、私は今まで気が付いていませんでした。しかし、スピーチコンテストの練習をしていて、少しではありますが、中国語の発音の仕方を覚え読めるようになりました。中国語の勉強になり、自分の出来ることが増えたことも事実です。今回は良い結果ではありませんでしたが、多くのことを学ぶことが出来たと思います。今は中国語を話すことに自信を持てるまで、勉強に励んでいきます。今回は本当に良い経験となりました。ありがとうございました。 

釧路日中友好協会としましては、道東地方(釧路 十勝 根室 網走オホーツク)の発展には釧路市の大学教育の充実が必要不可欠であるという基本点に立脚し、今後も釧路の大学生の行動、とくに学習意欲を高める行動を経済的にも機会創出でも支援し活動して参ります。

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