3月22日 江蘇省人民対外友好協会 来釧(らいせん)主旨




 
和訳(文責 上見国敏)

釧路市 蝦名大也 先生



 新春を寿ぎ、先生におかれましては益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。

 昨年4月、北海道日中友好協会の青木雅典会長が道内の日中友好協会を率いて当省へ訪問されました。その時、貴市の日中友好協会事務局長 上見国敏先生も同行されました。私は代表団の皆様と面会し、突っ込んだ友好的な交流を行い、深い印象が残りました。

 今年は中日国交正常化45周年という節目を迎えます。日本の相互に関係のある地区との交流と協力をより深化させるために、3月下旬に私は代表団を率いて日本を訪問する予定です。3月21日に札幌へ行き、北海道日中友好協会を表敬訪問することを考えています。

 釧路市は北海道の重要な経済都市と港であり、今回代表団の重要な目的地であります。

代表団は3月22日に釧路市へ行き、釧路市役所を表敬訪問したいと思っています。ご協力とご手配をお願いします。

 今回の訪問を契機に、双方の友好交流と協力を推進していきたいと思っております。



江蘇省人民対外友好協会

副会長 蔡錫生

2017年1月24日



(注 釧路日中友好協会 会長 中村圭佐 先生宛文章は、内容は同じです。)



 釧路日中友好協会主催歓迎夕食会お礼のお言葉



尊敬する蝦名大也 市長様、大西雅之 商工会議所副会頭様、月田光明議長様、中村圭佐会長様、そしてこの場に参加される釧路市の各界 ご友人の皆様 こんばんは。

この場に釧路市各界の皆様が一堂に揃われる事に大変嬉しく思っております。そして皆さまがご多忙ななか当訪問団の為にわざわざこの盛大な歓迎夕食会を開催して頂きました。

私ども江蘇省人民対外友好協会文化交流代表団の為に各界のご友人の暖かい受入体制に心より感謝申し上げます。

昨年4月、北海道日中友好協会青木会長が道内の日中友好協会の皆様を引き連れ我が江蘇省を訪問されました。その際に貴市の日中友好協会 上見国敏事務局長も同行されておりました。私はその場で訪中団とあらゆる分野で、なごやかで友好的な会談を行う事ができました。

当代表団6名は昨日札幌入りし、本日午後釧路市に到着しました。非常に短い時間ながら、各方面の万全なる受入準備態勢のために、私どもは、釧路市役所、釧路の港湾、港湾物流、三ッ輪運輸グループ会社と、非常に充実した交流を行うことができました。

「百聞は一見に如かず。」

はじめての釧路市訪問で、釧路市を深く理解できました。我々は釧路の経済発展の状況と港湾建設の状況については極めて強い印象を持った次第です。

釧路港は北東アジア海上輸送ルートの極めて重要な玄関口であります。

この場をお借りしまして、簡単に江蘇省の状況につきましてご説明させていただきたく思います。

江蘇省は我が国東部沿海地区のなかでは経済発展が早く、国際的にも開かれた総合的にチカラのある省であります。

面積は日本国の4分の1の10万平方キロメートル、人口は日本国の2分の1の7,960万人、2,016年の域内GDPは日本の4分の1の1.1兆米ドル、1人あたりのGDPは1.4万米ドルになります。正確なデータはございませんが、既に2万人の日本人が江蘇省に長期滞在及び居住しています。省内の南京市などその他多くの都市とは東京、大阪、福岡と直行便が就航しています。

来週の3月26日より南京市と札幌との間に直行便が開通し一週間に2便運行します。北海道は江蘇省からの観光客にとても訴求力のある地域であります。この航空便が今後江蘇省への訪問をも促すものと期待しています。

今回の釧路訪問は時間は短いものでありましたが、内容が極めて充実しており、私ども江蘇省人民対外友好協会が釧路とのパイプ役を担い、釧路との交流拡大と相関関係を構築するように深く活発に展開させます。

「百聞は一見に如かず。」

私どもは釧路各界の皆様の江蘇省訪問の機会をお願いし、皆さまを歓迎します。



このたびは皆さま ありがとうございます。



江蘇省人民対外友好協会

副会長 蔡錫生

3月22日 絹にて





注~江蘇省人民対外友好協会とは、中国国家機関 国務院の民間外交を行う目的の直轄機関(中国人民対外友好協会 会長 李小林)の地方組織にあたる。通常は対日本との民間外交は中日友好協会(会長 唐 家璇)が行うがその組織の親団体にあたる。

検索

過去の記事

活動報告

リンク