6月22日 講演会『道東に魅せられて~釧路の夢と現実』

講師 乃万克也

横浜国立大学経済学部卒 広島出身
1981年 新日鐵㈱入社
1997年 新日鐵㈱東北支店建材室長
2002年 日鉄鋼板㈱営業部長
2010年 京葉鉄鋼埠頭㈱取締役
2013年 京葉鉄鋼埠頭㈱常務取締役(現任)

内容
国際バルク戦略港湾としての取り組みから、さらにアジア各国に対抗できる釧路港の国際ハブ港湾として国家プロジェクト化するにはどうすればよいか?
残念なことに現状では一般社団法人日本プロジェクト産業協議会(JAPIC)の案件では、ひがし北海道はプロジェクトの空白域になっている。
これはおそらく情報収集が、某ゼネコンに依頼した結果、札幌偏重の情報であり、ひがし北海道の情報が拾われていないことに原因があると思われる。
同時に、過去の国からの方針の焼き直しをもって地域政策を行う時代はとっくに終わったことを理解したい。
地域が独自に産業推進策、人口減少抑制策を果敢に挑戦し行動することが求められそれに国も支援するという方針である。
残念ながら釧路市の取り組みは全国的な流れから圧倒的に後れが生じている。
「観光立国ショーケース」、「国際バルク戦略港湾」、「空港民営化」、「大規模なプラント進出」その他さまざまな施策が国や大手資本で次々と釧路に変化が生じているが、釧路市からの動きは感じられない。
また多くの市民は釧路市のおかれた環境の変化を実感できていない。
それはどこに問題があるのだろうか?
それを指摘したい。



一般社団法人日本プロジェクト産業協議会(JAPIC)とは、東京都中央区日本橋茅場町3-2-10鉄鋼会館6階に本部をもつ。日本の産業立地競争力の強化、地域の活性化に資する社会インフラのプロジェクトを提言する組織 理事長 宗岡正二(新日鐵住金㈱会長)

検索

過去の記事

活動報告

リンク