『釧路の観光戦略を議論 地元学生・留学生も参加』(『日本と中国』第2157号2013年6月1日)

記事抜粋

北海道・釧路日中友好協会(草野満夫会長)は5月21日、釧路全日空ホテルで定期総会とディスカッションを開いた。会員ら23人が出席し、釧路公立大学の留学生・学生らもプレゼンを披露した。

総会では今年度の事業計画などについて審議。昨年から始めた、釧路公立大学の学生の「留学報告会」の実施や、将来の孔子学院の誘致を見据えた札幌大学孔子学院による釧路サテライト教室の開講などを決定した。

総会に続いては、ストラテジックコンサルティンググループ取締役ディレクターの杉村順さんを講師に招いて、「釧路を富裕層の観光地に育てるには」をテーマに、ディスカッションを開催。公立大の台湾留学生と日本人学生が、台湾の九份や別府温泉の観光戦略の例をプレゼンし、杉村氏の講評と会場からの質疑が行われた。

活発な議論は終了予定を30分延長して続けられ、宿泊施設の整備、自然を生かした体験ツアーの実施など、実践的で具体的な提案が出された。

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