12月5日 中国財界人釧路視察
釧路視察メンバー
Wei Xiaoyin 銀聯国際日本支社 首席代表
石 成    中国東方航空大阪支店 支店長
関 志浩   中国工商銀行大阪支店 支店長



目的
釧路空港への国際チャーター便受入のための協力要請と、銀聯カード決済店の普及拡大。



訪問先
釧路市役所 産業振興部観光振興室 釧路商工会議所 北海道銀行釧路支店
  
状況
銀聯カードの年間取扱総額は12千億円に成長している。いわゆる爆買が終息するなかで際だって売上が急成長してるのが、釧路市を中心とする道東地区である。
客層のデータからは他の日本に訪問する中国人と、釧路に訪問する中国人とでは傾向が異なる。釧路に来る中国人は北京市、上海市で占められ、中国の有名大学卒業のエリート層がリピートして訪問し、消費傾向として、モノを買わずにサービスに支払う傾向が強い。
このような状況から、中国の一般社会層に釧路が知れわたることで今後爆発的に釧路への来訪者が増えそうだというのが、銀聯としての考えであった。
北海道銀行は銀聯カードのパートナーであるので、北海道銀行釧路支店を訪問し日本側、中国側双方が情報交換を行った。



石成 中国東方航空大阪支店支店長コメント 国際航空便の地方就航については各県からの要望で全国の地方空港に就航している。
北海道はどうしても札幌圏域からの要望に偏り、強いニーズのある釧路空港との就航が実現できないという課題がある。
すでに帯広空港と上海との間に国際チャーター便が就航したが、観光需要は釧路、知床にある。帯広空港は地理的に観光面で使いづらい空港であるという認識にある。
本来 新千歳空港が北海道のハブ空港として機能していれば、釧路への観光客輸送について障害はないのだが現状では新千歳空港に地域ハブ空港としての機能は不十分である。
道東は人口が100万人と少ないので釧路空港への国際チャーター便の就航だけにとどまらず、羽田空港、新千歳空港と釧路空港とを結ぶ日本の航空会社と提携し、低い運賃で北京、上海から釧路まで移動できる方法を早急に構築することが必要だ。
中国人にとって憧れの地「北海道≒釧路、阿寒」である。札幌に着いても札幌周辺の景色には満足感は得られないわけだ。中国人を中国人が希望する釧路の地まで誘導することが重要だ。

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