国際バルク戦略港湾の指定をうけ東日本最大の穀物分野の国際物流拠点として今後急速な発展が期待される釧路港に中国経済界も注目しています。


中国資本である日中物産株式会社(本社 札幌市)は、国際ハブ港として整備予定の釧路西港区に近い釧路白糠工業団地に2013年4月24日新たに工場を開設しました。

参観釧路中国北京投資視察団は、同工場を視察しました。

*参観釧路中国北京投資視察団長 郭 均成 氏(日本・中国実業家連合会会長  現代中国報 代表取締役社長)

他 5名(在東京新華僑事業家2名 在北京長江実業集団子会社経営者2名 在北京弁護士1名)

*視察地 釧路白糠工業団地、布伏内(ふぶしない)工業団地、釧路西港臨海工業団地、釧路音別工業団地、釧路音別太陽光発電所建設工事、その他

*日中物産株式会社~呉奇 取締役工場長

*工場概要 釧路白糠工業団地 敷地面積23,000平米 工場棟3000平米

*投資金額 2億5千万円

中国大手飲料メーカーのOEM工場~メイドインジャパンで中国国内での付加価値を創造する。

良質な水、破格の地価、国際定期航路の充実と、東京との交通の便が至極便利であることが釧路に工場を開設した要因である。


国際バルク戦略港湾~国が指定したバルク(ばら積み貨物)の最高ランクの港を意味します。

北海道内には釧路港の一港しかなく、穀物分野における東日本のハブ港になります。

ハブ港とは目的地から目的地まで移動するときに、一旦、立寄ってそこから目的地に向かう経路になっているときの、中継地を言います。北米からパナマ運河を通行できる最大の船 パナマックス船で釧路まで輸送し、釧路から全国の主要港へ輸送船で輸送します。これによって輸送コストの大幅な削減が可能です。今後釧路港は、新パナマ運河に対応したポストパナマックス船が寄港できるように整備され、北米からアジアに最も近い中継地として、世界中から日本に輸出入される穀物の一大集散地になります。

近年 釧路経済は急速に発展成長しており、景況DIも北海道内で一番いい数字が発表され、国内外の関係者の注目を集めています。

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