8月20日 北極海航路船 釧路寄港 COSCO日本社長他来訪記念式典

午後3時半~午後5時まで 釧路西港区第二ふ頭

ドイツ ブラケ港~釧路港(釧路港の国際バルク港湾は来年稼働 現在水深が浅いので一旦苫小牧港で一部陸揚げする。)~博多港~韓国プサン港~上海港

船舶名 天恵号 36,787トン バルク貨物、コンテナ貨物、重量貨物混載積載型の最新の貨物船。

この船舶には欧州から釧路への穀物飼料、台湾向け欧州製 風力発電用ブレード他、多数のコンテナ貨物を輸送していた。積載貨物の実に1/3が欧州からの釧路向け貨物である。

歓迎セレモニーには、コスコシッピングラインズジャパン 譚平 社長、在日中国企業協会 王家馴 会長、人民日報日本支局長 劉軍国 他が東京からかけつけ参加した。

釧路向けの欧州からの貨物は前年対比25%増と急増している(cosco社公表)。
釧路港が日本の重要な穀物輸入拠点として今後も急激に発展することを裏付ける伸びとなった。
さらに欧州から韓国、台湾向け貨物を釧路港を経由して輸送できる可能性を示唆する非常に重要な今回の釧路港への寄港。
戦後最長の5年目(日本銀行釧路支店景況データより)を迎える釧路経済の好調ぶりが今後もしばらく続くことを予想させるものとなった。

譚平 社長挨拶~中国の一帯一路政策の推進は、日本、とくに釧路に富をもたらしています。釧路は「氷上のシルクロード」(北極海航路の別名)、北米航路の結節点に位置する世界的に重要な港であります。
釧路港の整備がさらに進むことを希望しています。

王家馴 会長挨拶~私は今年の6月6日 釧路に来て釧路が今後発展するということをお話ししたばかりです。そして今回たった2か月で氷上のシルクロード(北極海航路)を経由して、しかも前年比25%増で釧路に貨物を輸送する実績を作れました。釧路はアジアの玄関として今後ますます発展していくでしょう。

蝦名大也 釧路市長挨拶~釧路は日本の東方に位置するが、北極海航路、北米航路の結節点に位置し、日本、アジアと欧米をつなぐアジアの玄関口になれる都市であります。釧路がアジアの国際物流拠点として発展していくように、強力に経済成長、インフラ投資開発に協力して推進していきます。


COSCO社側で予め用意してくれた横断幕のため、日中が中日という表記になっている。


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