3月 中国江蘇省政府関係者 釧路港視察予定

中国江蘇省人民対外友好協会副会長 蔡 錫生氏を団長とする6名が、釧路港視察に来訪することが決まった。 一旦 東京、札幌経由で、主目的である釧路市を訪問し、蝦名大也 釧路市長との会談の他、釧路港の視察、北海道最大の港湾物流会社(本社 釧路市)との交流を行う。 中国政府は「一帯一路構想」という中国と、北米、欧州とのグローバルロジスティクスの安定かつさらなる拡大、効率性の追求を国家戦略として取り組んでいる。 そのなかで北米航路、北極海航路におけるアジアの玄関口として釧路港を検討し、「北海道のなかで釧路はとりわけ経済的に極めて重要な都市」であるという位置づけで、このたびの訪日団の行程を検討している。
南のシンガポール、北の釧路が、アジアの物流の大きな潮流である。
参考→中国人民対外友好協会とは、中国の民間外交を行うことを目的とした中国政府の国務院直轄機関。本部は北京の旧愛新覚羅溥傑邸に置かれている。 会長は李小林 女史。今回 釧路市を訪問するのは江蘇省の地方組織にあたる。江蘇省(人口8,000万人)は中華民国時代の首都 南京市(人口823万人)を中心とした中国の文化、学術の中心で民国時代最高学府として有名な国立中央大学(現在の南京大学(台湾に移転したのは国立中央大学))が設置された学園都市であり中国有数の高度産業都市。 李小林 会長は、習近平 国家主席にとても親しいことで有名。


地図は北極海航路と釧路との位置を示すもの


国土交通省は釧路港を東日本のファースト港として事業推進している。


 釧路市の中長期物流構想(釧路市の構想) 


 (釧路市の公開資料から抜粋) 


2016年 北海道政財界人による訪中団と李小林会長(中国人民対外友好協会本部(旧愛新覚羅溥傑邸)) 


2016年4月 釧路に関する経済状況を南京市政府に報告した。


江蘇省人民政府外事弁公室庁舎(旧中華民国外交部(日本の外務省に該当)庁舎) 今年3月 釧路を視察する「江蘇省人民対外友好協会」の庁舎。 

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